調理用白衣を着用するメリットや役立つ場面をご紹介!

調理をするとき、調理用白衣を着用することで、様々なメリットを得ることができます。調理を清潔に行う衛生管理になるということもありますが、火傷を防ぐというメリットもあります。また、白衣を着用していることで、調理中にかなり役立つ場面がたくさんあります。

そこで今回は、調理中に白衣を着用するメリットや役立つ場面をご紹介します。

火傷を防いでくれる

調理をする際に、白衣を着用することにより火傷を防ぐことができます。前合わせがダブルになっているため厚みが増し、万が一、油がはねたり熱湯がかかったりしても火傷をせずに済みます。また、調理用白衣には、ポリエステル不使用で綿のみで作られているものがあります。

ポリエステルの場合は火が広がりやすいものの、綿は燃えにくいため火傷や火事を防ぐことができます。また、綿100%の白衣を着用することで、熱気がこもった厨房でも快適に調理を行うことができますし、汗をかいたときもベタベタせずストレスを感じません。

汚れがすぐ分かり清潔!

調理をする時に白衣を着用していると汚れが目立ちやすく、すぐに分かるため清潔を保つことができ衛生管理になります。また、白衣に汚れがないと清潔感があり、食事をする人も気持ち良く料理を味わうことができます。調理によってはすぐに油汚れなどが付き、とても汚くなってしまいますが、白衣が汚れにくくなってくると、調理の仕方がうまくなったということも自分で把握することができます。

しかし、白いため清潔感がありますが、汚れてしまうと汚れがかなり目立ちとても汚く見えてしまいます。正しいお手入れで綺麗な白を保つ必要があります。白衣の汚れを落とし、綺麗な白に戻すためには漂白剤を使用すべきだと思い活用してしまいがちですが、綿100%の白衣を綺麗にするときに、漂白剤を使用するのは間違いです。

できるだけ漂白剤を使用せず、洗剤だけで綺麗にすることができるとよいです。なかなか汚れが落ちないというときは、調理中に付く汚れは油汚れである事が多いため、水ではなく熱湯で洗うことで汚れが落ちやすくおすすめです。

いくらこまめに正しく洗濯をしていても、やはり徐々に汚れてきてしまうため、こまめに買い替え清潔を保ちましょう。

袖が鍋つかみになる!

調理用の白衣は袖が長めで折らずに伸ばすと指くらいまでの長さになっている特徴があり、普段は折り曲げて着用します。しかし、折り曲げなければ、長めであるため鍋つかみとして活用することができます。伸ばしたまま着用するのが正装ですが、忙しく調理に支障がでると感じたときは、折り曲げて着用しましょう。

お店が忙しく調理にスピードが求められているときに、いちいち鍋を掴むために手袋をはめている暇がないというときもあります。そんなとき、長めに作られている白衣の袖はとても便利です。ただしあまり長い時間掴んでいると、やはり熱さが伝わってくるので短時間だけにしましょう。

ユニフォームとして統一感がでる!

調理用白衣を複数人で着用することにより、ユニフォームのようになり統一感が出ます。

調理用白衣であれば、コストもあまりかからずに揃えることができるためおすすめです。スタンダードな白も清潔感もあり統一感もでて素敵ですが、お店の雰囲気によっては、おしゃれなユニフォームを使用するのもよいです。

たとえば、シックな感じやモダンな雰囲気漂うお店で着用するときには、黒の白衣もおすすめです。シワなどがない状態で着用すれば、白い白衣のように清潔感も出ますし、油汚れや調味料の汚れも目立ちにくく長く使用することができます。

厨房だけではなくホールのメンバーとの統一感も出すことができますね。また、カジュアルな雰囲気を出したいときは、デニムでできた調理用白衣もおすすめです。

ただしデニム素材のものは通気性が悪い物が多いので、冬場の寒い時期限定などにすることをおすすめします。

動きやすくて調理しやすい!

調理用の白衣は動きやすく調理しやすい服装です。しっかりと自分の体に合うサイズの白衣を選ぶことで、動きに支障がでず、安全に調理を行うことができます。より動きやすく調理しやすい白衣を着用するためには、ストレッチ素材でできているものを選ぶとよりよいです。

伸縮性があり体のサイズにもフィットしていると、ストレスを感じることなく調理に専念することができます。

また、冬場の乾燥がひどい時期には、静電気を抑制してくれる効果のある白衣を選ぶことで、より着心地がよくおすすめです。白衣を購入するとなると、動きやすさや着心地、見た目を考慮し大きめのサイズを選んでしまうことがありますが、危険です。

周囲の調理器具に引っかかってしまったり、フライパンや鍋の取っ手に引っかかり、火傷を負ってしまったりすることもあります。そのため、ジャストサイズの白衣をしっかりと選びましょう。

調理用白衣のボタンも大切な役割がある!

調理をする時に、白衣を着るメリットとして、調理用白衣だからこそのボタンが使われているという点もポイントです。伝統的なボタンが使用されています。

至近距離で火を使用する状況でも、ボタンが火の熱で溶けてしまうことがない工夫が施されています。また、何かにぶつかったときや挟んでしまったときも割れにくいボタンが使用されているため、お料理の中に破片が入ってしまうことがありません。

更に調理中に万が一、白衣に火がついてしまったとき燃え広がる前に急いで衣類を脱ぐ必要があります。そんなとき、調理用の白衣であれば力を入れて引っ張ることで、すぐにボタンが外れる作りになっているため脱ぐ時に手こずることなく身を守ることができます。

燃え移った衣類が燃え広がり大惨事になることがなくとても安全です。

白衣とともに使用するネッカチーフも重要なアイテム!

調理用の白衣とともに、ネッカチーフも着けましょう。おしゃれに見えるだけではなく、調理をするからこそ役立つアイテムです。調理中に汗をかいたとき、汗がお料理に入ったり、視界を邪魔したりしないようにネッカチーフでサッと汗を拭き取ることができます。

ネッカチーフはもともとシェフしかつけることができなかったものですが、現在は厨房のすべてのスタッフが着けることができるお店が増えています。カラーなどを変えてシェフとの見分けをつけるのもよいでしょう。結び方に正しいルールがあるため、しっかりと学び上手に結べるように練習するとよいです。

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